身体計測
肥満度を調べる検査です。判定には体格指数(BMI)を用い、BMIが25以上の方は肥満です。
体格指数(BMI)=体重÷[身長(m)×身長(m)]
やせ | 標準 | 肥満 |
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18.5未満 | 18.5~25未満 | 25以上 |
血圧測定
血圧は高くなればなるほど、心臓や血管に大きな負担をかけます。
その状態が長く続くと、脳や腎臓などへの血液供給にも影響を及ぼし、脳血管障害・心臓病・腎臓病などにかかりやすくなります。
また、血圧以外の危険因子(喫煙や糖尿病など)がありますと、更にリスクは高くなります。
異常所見での疑い:高血圧・低血圧
胸部X線検査
胸部X線検査では、フィルムにうつしだされた影などをチェックして、肺や心臓の状態を調べます。
近年再び増加している結核のほか、肺炎・肺がんなど呼吸器系疾患の早期発見に欠かせない検査になっています。
異常所見での疑い:肺炎・気管支炎・肺結核・肺癌・心臓拡大など
心電図検査
心臓の収縮・拡張が正常に行われているか、冠状動脈(心臓の筋肉に血液を送る血管)の硬化や
心筋そのものの異常があるかどうかがわかります。
異常所見での疑い:不整脈・心室肥大・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)など
血液検査
貧血検査: 赤血球 血色素(ヘモグロビン) ヘマトクリット |
貧血の種類と程度を調べる検査で、赤血球・血色素(ヘモグロビン)・ヘマトクリットの3種類の成分の結果を総合して診断します。 異常値での疑い:貧血 |
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白血球数 | 体内に侵入した細菌や異物を攻撃してかからだを守るのが白血球です。 この数が増加しているときは、からだのどこかに炎症や病気があると考えられます。 異常値での疑い:肺炎・扁桃腺炎・白血病など |
血小板 | 血管が破れたときに傷口に集まって出血を止める大切な役割をします。 そのため、血小板の極端な減少では血は止まりにくくなり、逆に増加は血液が血管内で凝固しやすくなり血栓症の原因になります。 異常値での疑い: ▼基準値よりも低いとき 血小板減少性紫斑病・ウィルス性疾患 慢性肝炎・ 肝硬変・薬剤の影響など ▼基準値よりも高いとき 真性多血症・慢性骨髄性白血病・悪性腫瘍など |
糖尿病検査 | 血糖値 糖化ヘモグロビン(HbA1c) |
血清脂質検査 | 総コレステロール HDLコレステロール |
肝機能検査 | GOT(AST)・GPT(ALT) γ-GTP ZTT ALP |
痛風の検査 | 尿酸 尿酸はからだの新陳代謝によって生成され、腎臓を通して排泄されますが、 暴飲暴食などによって血液中の尿酸が増加すると、それがガラスの破片のような結晶となり、関節に付着して炎症を起こします。 これが痛風発作で、圧倒的に男性に多く、 最近は若い男性にも増えています。尿酸は、血液が酸性に傾くと結晶化するので、 痛風の予防にはビタミンCの多い水分(緑茶)などを十分とり、 血液をアルカリ性にする努力が必要です。 |
尿検査
尿たんぱく
腎臓・膀胱・尿道などに障害があると、尿の中のたんぱく質が多くなります。 ただし、激しい運動のあとやストレスがあるとき、
立ち仕事が続いたときにも尿たんぱくが陽性になることがあるので、一回の検査だけで結論をだすことはできません。
尿潜血
腎臓・膀胱・尿道などに炎症や腫瘍などがあると、尿に赤血球が混じっていることがあります。
これも、尿たんぱくと同じく、激しい運動後に陽性になることがあります。
また女性は、月経時は正確な検査ができませんので注意しましょう。
尿糖
糖は一度腎臓でろ過され再吸収されるので、通常、尿中で検出されることはありませんが、
血糖が高くなりすぎると再吸収しきれなくなって尿中に検出されます。糖尿病発見の目安になります。
ウロビリノーゲン
尿中のウロビリノーゲンという物質を調べる検査で、見た目で判断できない黄疸も診断できるため、
肝機能障害の早期発見に役立ちます。ウロビリノーゲンは、健康な人でもわずかに尿中に排出されるので、
弱陽性(±)が基準値となっています。 便秘では尿中に排出されるウロビリノーゲンの量が増加します。
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